自民党は、東京都知事選で小池都知事を推薦する方向で調整に入ったとされています。
しかし、自民党の中には、小池百合子氏の推薦に反発する意見も根強いとか。
なぜ自民党が小池百合子栃寺の推薦に反対、反発するのか?
二階俊博幹事長と仲がいい理由などをまとめました。
自民党が小池百合子都知事の推薦を調整中
自民、小池氏推薦へ調整 二階氏主導に都連反発―都知事選 - 時事ドットコム #文春オンラインhttps://t.co/8bYcwBhOJz
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 4, 2020
7月5日に行われる東京都知事選において、自民党は小池百合子都知事を推薦する方向で調整に入りました。
小池百合子都知事と良好な関係を築く二階俊博幹事長が主導しているものの、自民党の一部からは、小池氏を推薦することに反発が出ているとか。
なぜ小池百合子都知事の推薦に反発しているのでしょうか?
自民党が小池百合子を反発、反対している理由
都知事選でケンカ別れ
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小池百合子氏はもともと自民党に所属していましたが、2016年に自民党を飛び出す形で東京都知事選に立候補をしました。
当時自民党が推薦していたのは増田寛也氏。
(産経ニュース)
小池百合子氏は、自身が当選するために、自民党や増田氏を猛攻撃!
怒った自民党は、所属議員たちに対し、「家族、親族を含めて増田氏以外を応援した場合、除名処分とする」という圧力をかけ、小池氏にも何らかの処分を下す、とされていました。
しかし、2016年の都知事選の結果は
小池百合子 2,912,628票 得票率44.9%
増田寛也 1,793,453票 得票率27.4%
で小池百合子氏の圧勝。
自民党は、都民の支持を受けている小池氏を処分することで反発が起こるのを恐れ、処分を見送りました。
このことから、ケンカ別れして出て行った小池氏のことを、よく思わない議員が自民党に多数いることは致し方ない、ということでしょう。
都民ファーストの会への恨み
さらに、翌2017年行われた都議会議員選挙では、小池百合子都知事が「都民ファーストの会」を結成。
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結果は、都民ファーストの会が議員数49を獲得して圧倒的勝利!
自民党は獲得議席23と、都民ファーストの会の半数にも届かない歴史的敗北となりました。
2017年の都議会議員選で辛酸を舐めたことで、小池百合子氏に恨みを持っている議員が少なくないのです。
小池百合子と二階俊博幹事長との関係は?
(週刊現代)
上司と部下の関係
小池百合子都知事は、1992年に日本新党から参院選に出馬し、政治家としてのキャリアをスタートさせました。
その後、小沢一郎氏が結党した新進党・自由党に加わるも、2000年に自由党分裂騒ぎで小沢一派と決裂。
その時、二階氏と共に保守党結党に参加しました。
2002年に小池さんが保守党を抜けて自民党に移った時、二階氏が口利きをしたことで、離党がスムーズに進んだ、とされています。
小池氏はその時の恩を感じており、二階氏も小池人気を利用するために良好な仲を維持しているようです。
今回の都知事選も小池氏が無風状態で続投と言われていますから、今後のためにも味方につけておきたい、ということでしょう。
自民党が小池百合子推薦に反対・反発する理由は?都知事選で自民党を攻撃して除名寸前に!二階俊博幹事長と仲がいい理由まとめ
自民党が小池百合子推薦に反対・反発する理由は?都知事選で自民党を攻撃して除名寸前に!二階俊博幹事長と仲がいい理由などをまとめました。
派閥同士の利権ではなく、都民の幸せを第一とした、まさに「都民ファースト」な選挙を行なっていただきたいものです。
今後の都知事選の動向に注目したいと思います。
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