昭和の演歌界の大御所といえば、美空ひばりさん。
亡くなった現在も伝説として語り継がれています。
そんな美空ひばりさんが、ヤクザである山口組と関わりがあったと話題になっています。
今回は、美空ひばりさんとヤクザ・山口組の関わりの真相をはじめ、美空ひばりさんの弟が不祥事を起こしたという噂や弟さんの死因についてなど詳しく調査しました。
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美空ひばりとヤクザ・山口組との関わりとは？
日本の演歌界を代表する存在だった演歌歌手の美空ひばりさん。
（https://columbia.jp/）
1937年5月29日生まれで、1989年6月に52歳という若さでこの世を去ってしまいました。
そんな美空ひばりさんは、幼少期からヤクザと関係を持っていたのだとか。
11歳からの関わり
2016年3月23日の「NEWSポストセブン」には、
（https://www.arban-mag.com/）
そんなひばりの“出発点”に、これまた戦後日本を代表するヤクザが関係していたことを知る人は、現在どれほどいるだろうか。そのヤクザとはほかでもない、三代目山口組組長・田岡一雄である。
1948年12月、この山口組興行部が影響力を持つ神戸松竹劇場へ出演するため、横浜国際劇場支配人の福島通人に連れられて、母・加藤喜美枝と神戸の田岡邸へ挨拶に訪れたのが、ひばりと田岡の出会いだったとされる。ひばりは当時11歳。
そして自身が率いる山口組興行部、1957年に「神戸芸能社」と改名するその“芸能プロダクション”に、ひばりを誘う。
と掲載されていました。
わずか11歳で、山口組組長と出会った美空ひばりさん。
（https://www.arban-mag.com/）
物怖じせずに組長と挨拶を交わしていたといいます。
それだけ戦後の芸能界と暴力団というのは、関係性が深かったということなのかもしれません。
記者会見に組長が同席
また、同じく「NEWSポストセブン」には、
（NEWSポストセブン）
ひばりの才能に感服した田岡は、「彼女を生涯にわたって守ってやろう」と固く誓う。
田岡はひばりを「お嬢」と呼び、ひばりは田岡を「おじさん」と呼んだ。
1962年、ひばりが小林旭と結婚した際には、田岡が式に父親役として出席。そのわずか1年7か月後に離婚した時には、田岡自ら記者会見で解説役を務め、「理解離婚」という当時の流行語を生むきっかけまでつくった。
とも掲載されており、美空ひばりさんの父親代わりまで担っていたという山口組組長。
芸能人の記者会見に、暴力団の組長が同席するなんて、現在の世の中では考えられませんよね。
当時の芸能界では、美空ひばりさんが暴力団と関わりがあるということは周知の事実だったということなのかもしれません。
（https://www.jiji.com/）
それだけ、社会がまだ暴力団などに対して厳しい取り締まりなどをしていなかったということなのでしょう。
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美空ひばりの弟は山口組で不祥事？
美空ひばりの弟は山口組？
美空ひばりさんには、4歳年下のかとう哲也さんという弟がいました。
（https://lenachama.com/）
山口組と関係が深かった美空ひばりさんですが、なんと実の弟であるかとう哲也さんも山口組系暴力団の構成員だったのだとか。
2022年8月1日の「週刊エコノミストOnline」には、
「弟」とはひばりの実弟、かとう哲也だ。５７年に歌手デビューし、ひばり主演の舞台や映画に出ていたが、賭博や銃砲所持などで何度も検挙。山口組系暴力団の舎弟頭を名乗ったことが問題となり、
と掲載されていました。
（https://www.kosho.or.jp/）
当初は、弟のかとう哲也さんも美空ひばりさんと同じく歌手としてデビューしていたんですね。
美空ひばりさんと山口組に関わりがあったことから、弟のかとう哲也さんも暴力団の構成員になった可能性も考えられそうです。
美空ひばりの弟が不祥事？
暴力団の構成員として逮捕もされた過去を持つ、美空ひばりさんの弟・かとう哲也さん。
1973年には3度も逮捕されていたのだとか。
2020年12月30日の「デイリー新潮」には、
（デイリー新潮）
山口組系益田組の構成員とされていた実弟の故・加藤哲也さんが、賭博容疑などにより、1973年に3回も逮捕されたからだ。
と掲載されていました。
1年間で3度も逮捕されるなんて、姉である美空ひばりさんもかなり心配したことでしょう。
そんな暴力団員である弟・かとう哲也さんの逮捕が、美空ひばりさんの歌手活動にも影響を与えて行ってしまうことに。
同じく、「デイリー新潮」には、
（https://weekly-economist.mainichi.jp/）
加藤さんはひばりさんの前座として歌謡ショーのステージにも立っていた。このため、全国の公共施設は「ひばりさんのショーにはホールを貸せない」という声を一斉に上げた。
とも掲載されており、美空ひばりさんと弟・かとう哲也さんが共演はもちろんショーをボイコットする動きまで出てきたといいます。
さらに、この弟・かとう哲也さんの逮捕がきっかけで、美空ひばりさんは1973年の紅白歌合戦に落選。
それまで10年もの間、トリを務めていた美空ひばりさんの落選に世間も沸いたのか、1973年の紅白歌合戦の視聴率は前年より落ちてしまうことに。
それだけ美空ひばりさんの存在は、大きかったということなのでしょう。
（文春オンライン）
このような不祥事がありながらも、美空ひばりさんは弟・かとう哲也さんを突き放すことはしなかったそうです。
それだけ弟・かとう哲也さんは、美空ひばりさんにとって大切な存在であったことは間違いありません。
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美空ひばりの弟の死因は？
美空ひばりさんの弟・かとう哲也さんは、暴力団の構成員や複数回の逮捕など波乱万丈な人生を送ってきました。
プライベートでは、結婚し息子さんも授かっていたかとう哲也さん。
その後、離婚し一人息子は美空ひばりさんの養子となることに。
（週刊女性）
その養子というのが、現在「美空ひばりさん記念館」などを管理している加藤和也さんです。
そんな美空ひばりさんの弟・かとう哲也さんですが、実は若くして亡くなったといいます。
2019年12月31日の「週刊女性」のインタビューで、かとう哲也さんの息子・加藤和也さんは、
（日刊スポーツ）
体調を崩して入院はしていたが、それほど早く逝ってしまうとは……。まだ42歳の若さだった。
と父について語っていました。
美空ひばりさんの弟・かとう哲也さんの死因は、心不全だったともいわれています。
入院していたということからも、病気が原因で亡くなった可能性は高いでしょう。
美空ひばりさんは、1981年に実の母を亡くし、その2年後に弟であるかとう哲也さんを亡くしています。
かとう哲也さんの息子・加藤和也さんは、同じく「週刊女性」で、
（週刊女性）
このころからおふくろは酒量が増えていったんです。母と弟たちに相次いで死なれて、つらかったでしょうね。僕も急に寂しくなった
と当時の美空ひばりさんの様子について明かしていました。
弟と同じく、共に壮絶な人生を歩んできた美空ひばりさん。
これからも美空ひばりさんの伝説が語り継がれていくことを願います。
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