2019年6月に亡くなったジャニー喜多川さん。
ジャニーズ事務所という一大勢力を創り上げた功績がある一方、所属タレントへのセクハラ行為の噂がずっと囁かれ続けています。
しかしジャニーズ事務所からの圧力を恐れているためか、大手メディアでその件について報道されることはほとんどありません。
そんなジャニー喜多川さんの性的犯罪とはどんな内容だったのか?
木山将吾さんの暴露本「smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ」の内容も含め、ジャニー喜多川さんの性的犯罪の被害者や被害内容など詳しく調査しました。
目次
ジャニー喜多川の性的犯罪の暴露本一覧
1962年にご自身が結成した野球チームのメンバー4人でジャニーズを結成し、ジャニーズ事務所を創業したジャニー喜多川さん。
その当時からジャニー喜多川さんが所属する男性タレントに対して性的な行為をおこなっている、という噂は流れていたといいます。
そして1988年に元フォーリーブスの北公次さんによる「光GENJIへ」をはじめ、次々と暴露本が出版されたのです。
主な暴露本は以下の通り。
暴露本① 「光GENJIへ」
1988年出版 元フォーリーブスの北公次による「光GENJIへ」
暴露本②「さらば!!光GENJIへ」
1989年 元ジューク・ボックスの小谷純とやなせかおるによる「さらば!!光GENJIへ」
暴露本③「ジャニーズの逆襲」
1989年 中谷良による「ジャニーズの逆襲」
暴露本④「ジャニーズのすべて-少年愛の館」
1996年 平本淳也による「ジャニーズのすべて-少年愛の館」
暴露本⑤ 「ひとりぼっちの旅立ち」
1997年 豊川誕による「ひとりぼっちの旅立ち-元ジャニーズ・アイドル 豊川誕半世記」
暴露本⑥ 「SMAPへ」
1997年 元光GENJI候補の木山将吾による「SMAPへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ」
これだけの元ジャニーズ事務所の所属タレントが勇気を振り絞って暴露本を発行したにも関わらず、大手メディアはジャニーズ事務所からの圧力を恐れてジャニー喜多川さんの性的犯罪について報じられることは一切なかったようです。
テレビや雑誌にはジャニーズタレントが溢れており、もしジャニーズ事務所を敵にしてしまったら番組やメディアが成り立たなかった時代だったことが大きな理由でしょう。
しかし週刊文春が1999年11月〜12月にかけて「ホモセクハラ追及キャンペーン」として次々にジャニーズ事務所の疑惑について暴露。
週刊文春はジャニーズ事務所から名誉毀損で1億円余りの民事訴訟を起こされたものの、最高裁ではジャニー喜多川さんの所属タレントへの同性愛行為の認定が確定される、という判決が出ているのです。
最高裁で判決が確定しても、その件について日本のメディアで報じられることはなく、世界各国で批判されることとなりました。
芸能界の深すぎる闇を感じますね。
一体、ジャニー喜多川さんはどんな性的犯罪をおこなっていたのでしょうか?
ここから先は、主に数々の暴露本の中でももっとも衝撃的な内容だと言われる木山将吾さんの「Smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ」に書かれていた内容を元にご紹介していきます。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容① 木山将吾
木山将吾さんは1970年生まれで2022年で52歳。
2005年3月に発売された「Smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ(以下Smapへ)」で、
僕はジャニー喜多川の愛人だった。
十五歳から十七歳にかけての二年間、僕はこの老人の性の奴隷だった。
という衝撃的な書き出しで、ジャニーズ事務所の性的虐待、ホルモン注射、盗聴器など、さまざまな実態について赤裸々に暴露していました。
高校1年生の時、既にジャニーズ事務所の研修生として通っていた友人から紹介され、ジャニーズ事務所に入ったという木山将吾さん。
なんとジャニー喜多川さんはその友人の履歴書に貼ってあった写真に偶然小さく写り込んでいた木山将吾さんを気に入り、呼び出させたといいます。
木山将吾さんはそのままジャニーズ事務所の合宿所に連れて行かれ、ジャニー喜多川さんに泡風呂の中で全身を丹念に洗われるという泡風呂の儀式を受けたのだとか。
こちらは掲載されていたジャニーズ合宿所の間取り。
合宿所はかなり広いマンションでいくつもの部屋があり、日焼けマシンや円形のバブルバスなどがあったといいます。
木山将吾さんが通っていた当時合宿所にいたのは
・田原俊彦
・少年隊の3人(東山紀之、植草克秀、錦織一清)
・男闘呼組の4人
・中山繁之
・光GENJI初期メンバー
で、あとはジュニアのメンバーが入れ替わり立ち替わり出入りしていたのだとか。
前述した泡風呂の儀式で拒否したために事務所から消えてしまったジュニアも多かったとのこと。
そうしてアイドルになりたかった木山将吾さんはジャニー喜多川さんからのアプローチを跳ねのけることができず、様々な性行為を受け入れていたといいます。
木山将吾さんが性的虐待を受けていた時ジャニー喜多川さんは50代半ば。
自分の父親ほどの年齢の、しかも男性から性的な行為をされ、ショックと驚きは相当なものだったことでしょう。
木山将吾さんは両親に打ち明けることはできなかったといいます。
そうしてジャニー喜多川さんに気に入られ、常にジャニー喜多川さんの膝の上に乗せられている愛人のような生活を送っていたという木山将吾さん。
とんとん拍子にデビューが決まり、「光GENJI」のメンバーとして撮影も終了していました。
しかし当時ジャニーズ事務所ではデビューするためにある注射を打たなくてはいけない、という噂があったのだとか。
そして諸星和巳さんに「次は木山くんだから」と言われた木山将吾さんは、その日を境に事務所に行かなくなり、事務所から抹殺されてしまったといいます。
「Smapへ」の中には、木山将吾さんが切り取られ、足先だけが写っている「光GENJI」が写った雑誌と、写り込むはずだった木山将吾さんの写真も掲載されていました。
確かに不自然に切り取られている形跡がありますね。
木山将吾さん曰くその注射とは成長を止めるホルモン注射で、ジャニーズ事務所に童顔で背の低いタレントが多いのはその注射を打たれているためだ、とも書かれていました。
確かにジャニーズ事務所のタレントは背が低くて童顔な男性が多いですね。。。
木山将吾さんはジャニー喜多川さんから受けた性的虐待についてずっと心の中にしまってきたものの、息子が生まれたのを期に明らかにすることに決めたそうです。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容② 郷ひろみ
映画「潮騒」のオーディションでジャニー喜多川さんに見そめられ、1972年に「男の子女の子」で一躍人気者となった郷ひろみさん。
ジャニー喜多川さんの大のお気に入りだったという郷ひろみさんですが、1975年に突然バーニングプロダクションに移籍しています。
実はその時はジャニー喜多川さんは体調不良で3ヶ月入院しており、その間に引き抜きをされてしまったのだとか。
北山将吾さんは郷ひろみさんがジャニー喜多川さんからの性的虐待となかなか給料が上がらない当時の搾取制度に耐えきれなかったのではないか、と記していました。
退院してみたらお気に入りの郷ひろみさんが事務所からいなくなっていて、ジャニー喜多川さんは未練タラタラだった、とも。
木山将吾さんがジャニーズ入りした時には既に郷ひろみさんはジャニーズ事務所にいなかったので実際に性的虐待を受けていたのかは目撃していないようですが、よく話題にのぼっていたことからいろいろと察したのでしょう。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容③ 田原俊彦
木山将吾さんがジャニーズ入りした際、トップアイドルとして活躍していた田原俊彦さんは、「ジャニーさんのだんなさまだった」と語っていました。
「だんなさま」とは肉体的に男役でジャニー喜多川さんを喜ばせ、タレントとして稼いでジャニーさんに貢ぐ存在だとのこと。
実際に田原俊彦さんはジャニー喜多川さんのことを「ジャニー」と呼び捨てにしていたといいます。
田原俊彦さんは1989年に週刊誌「FOCUS」に全裸写真がスクープされましたが、その写真はジャニー喜多川さんが撮影したもので、他のジャニーズタレントもジャニー喜多川さんに裸の写真を撮られるのは日曜茶飯事だった、とも。
想像を絶する光景ですね。。。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容④ 近藤真彦
田原俊彦さんがジャニー喜多川さんの旦那様だったというのも衝撃的ですが、「Smapへ」の中では近藤真彦さんはメリーさんと夫婦同然だった、という記述もありました。
メリー喜多川さんと近藤真彦さんは37歳も年が離れていますが、そんなことはあるのでしょうか?
近藤真彦さんとメリーさんの仲は古いジャニーズジュニアの間では有名で、ジュニアがメリーさんのマンションを訪ねると、裸の近藤真彦さんが出てきた、という情報も。
近藤真彦さんは「ジャニーズの長男」と言われていましたが、実際には「メリーの夫」だったということでしょうか。
真実は不明ですが、もしメリーさんとジャニーさんが兄弟揃ってタレントに手を出していたとすると、やばすぎる事務所ですね。。。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容⑤ 男闘呼組
木山将吾さんによると、前述したジャニー喜多川さんを「ジャニー」と呼び捨てにできるいわゆる「だんなさま」の立場のタレントは3人いたのだとか。
その中の1人が元男闘呼組で大人気だった岡本健一さん。
岡本健一さんはジャニー喜多川さんの大のお気に入りで、「ジャニー」と呼び捨てして甘えていたと言います。
しかし男闘呼組の初期メンバーで、「毎度おさわがせします」にも出演するなど、既にデビューを果たしていた土田一徳さんは、ジャニー喜多川さんから襲われた際にお腹を蹴って抵抗し、それきりメンバーから外されてしまったのだとか。
土田一徳さんがクビになったのか、自分から出で行ったのか?は不明ですが、デビューした後でも何事もなかったようにいなくなってしまうところに闇を感じますね。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容⑥ 少年隊
田原俊彦さん、岡本健一さんと次いでジャニー喜多川さんの大のお気に入りで、「だんなさま」ポジションだったという少年隊の東山紀之さん。
東山紀之さんはジャニーさんの番頭さん気取りで説教が多かったため、ジュニアのメンバーからは嫌われていたといいます。
東山紀之さんはジュニアのパンツを脱がせることが好きで、自分もパンツを脱いで「俺のソーセージを食え!」と言い放ったこともあるという記述も。
そういうことも日常茶飯事だったということで、いかに合宿所の中が異様な空間だったのかが想像されます。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者と内容⑦ 光GENJI
光GENJIとしてのデビューが決まっていた木山将吾さん。
同じメンバーの内海光司さんに「ジャニーさんがしつこくて」と相談すると、「恥ずかしがったり躊躇せずに大胆になると飽きてくる」というアドバイスをもらった、といいます。
かなり生々しく具体的な内容で、内海光司さんも性的搾取をされていたことが示唆されています。
さらに光GENJIの初期メンバーやジュニアのメンバーはオーデション用の写真という名目でジャニー喜多川さんにパンツを脱いでお尻を突き出している写真を撮られた、という記述も。
中には写真に撮られるだけでなく、お尻を舐められたメンバーもいたのだとか。
あくまでも木山将吾さんの証言だけなので事実であるのかは不明ですが、かなり衝撃的な内容です。
ジャニー喜多川の性的犯罪被害者Smapや嵐は?
木山将吾さんやこれまで暴露本を出してきた方々は光GENJI以前の方々ですが、スマップや嵐のメンバーもジャニー喜多川さんから性的被害を受けていたのでしょうか?
スマップも?
木山将吾さんは「Smapへ」の中で、
これ(ジャニー喜多川さんからの性的行為)に耐えられなければデビューできないというのは本当だ。何もされずにすむわけなんてない。ジャニーズ、フォーリーブズ、光GENJI、SMAP全てのアイドルがそうだ。
と書いていました。
また、スマップと同時期に合宿所に通っていた奈緒さんという方は、ジャニーさんが布団に入ってきたのを拒んでジャニーズを飛び出したといいます。
しかし奈緒さんがジャニーさんを拒んだことを知らなかった木村拓哉さんなどスマップのメンバーは奈緒さんがジャニーさんを受け入れたと思い込み、
「わぁ、じゃお前デビューじゃん、やったね」
と冷やかした、という記述もありました。
スマップが合宿所にいた時期もジャニー喜多川さんに襲われるとデビューにつながることが当たり前のような空気感だったことが伺えます。
嵐は?
嵐については時期的にも全く触れられていませんでした。
しかし「Smapへ」の中では
これからジャニーズに入る少年は、もうあのジジイは役立たずだから襲ってこないだろう、なんて安心していたら危ない。なにしろ、少年にフェラ○オをするのが生きがいなのだから。別の襲われ方があるのだ。それからもっと悪質な趣味も持っている。これも誰もが体験させられる悪魔だった。
という気になる文章が。
嵐がデビューした1999年は、「週刊文春」がジャニー喜多川さんのセクハラについて暴露した年とも重なります。
嵐のメンバーがジャニー喜多川さんに性的な行為をされていたのか?木山将吾さんの本の内容がどこまで真実なのか?は不明ですが、2004年にジャニー喜多川さんによる所属タレントへの同性愛行為の認定が確定したことを踏まえると、全くのデマである、とは言いにくいでしょう。
これだけのことが全く報じられない日本のメディアに深い闇を感じずにはいられません。
もっと詳しい内容が知りたい方は、既に絶版となっており価格が高騰していますが、「Smapへ」を読んでみてはいかがでしょうか。
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